
2026年9月3日
22degrees、「Creative Studies」に手漉きペーパー作品を記録
― 廃紙、みかんの皮、ブーゲンビリアから始まった循環と創作の試み ―
22degreesは、過去に制作した手漉きペーパー作品を「Creative Studies」の一つとして記録します。
この作品は、使われなくなった紙を再び素材として利用し、身近な場所から生まれるものを新しい形へ変えることができないかという小さな試みから始まりました。
きっかけの一つとなったのは、古民家の向かいにあるみかん山です。
そこからいただく多くのみかん。その皮が食べた後に捨てられてしまうことに「何か別の使い方ができないだろうか」と考え、廃紙を溶かしてつくる紙の中に、みかんの皮を素材として取り入れることを試みました。
初めての制作だったため、何度も失敗し、材料やつくり方を変えながら試行錯誤を重ねました。
そうして完成した一枚が、今回記録する手漉きペーパー作品です。
作品には、沖縄での思い出と深く結びついたブーゲンビリアを3つ配置しています。
廃紙。
みかんの皮。
ブーゲンビリア。
それぞれ異なる場所と時間を持つものが、一枚の紙の中で新しい形として残りました。
当初考えていたような循環の仕組みを、現在までに継続的なエコシステムとして実現できたわけではありません。
しかし、この最初の試みそのものには、現在の22degreesにもつながる「身近に存在するものを観察し、その価値を別の形へ変換し、新しい体験へつなげる」という考え方の一つの始まりがあります。
22degreesは、この作品を完成した過去の一点として終わらせるのではなく、これから新しい素材や空間、記憶、時間と組み合わせながら展開していく可能性を持つCreative Studiesとして記録します。
そして、この一枚を、これから生まれるかもしれない新しい作品シリーズの「始まり」とします。
Creative Studies
Handmade Recycled Paper Study
First Experimental Work
© 2026 22degrees. All Rights Reserved.

Mirror of the Heart
What do you see?
Enjoy the journey of your heart.
What unfolds before you may be a landscape reflected from within your own heart.
Drifting through the unknown, listening to the quiet dialogue within, searching for what has not yet revealed itself.
「心を映す鏡」
何が見えますか。心の旅を楽しむ。
それは、あなた自身の心が映し出す風景かもしれません。
答えを急がず、自分自身との静かな対話を続けながら、まだ見ぬ何かへと漂い続ける旅。

Artwork Asset : ART-2017-001
Searching for the Invisible
Created in 2017.
This work began with an imagination of looking at the Earth from afar.
The theme is the search for what cannot be seen.
Some things may remain invisible forever.
Some may reveal themselves one day.
No one knows which is true.
What we seek may exist somewhere beyond us, or it may already exist within us, waiting to be discovered.
The circles in this work do not represent answers.
They represent the act of searching itself.
This artwork is preserved as a record of a question:
“What if the answer we are searching for is already inside us?”
アート作品資産 : ART-2017-001
Searching for the Invisible
2017年制作。初期思想の痕跡(Early Trace)
本作品は、遠くから地球を眺めるという空想から始まった。
テーマは「見えないものを探している」。
見えないものは、これからもずっと見えないままかもしれない。
いつか見えてくる日が来るかもしれない。
その答えは誰にも分からない。
しかし私たちが探しているものは、遠いどこかに存在するのではなく、すでに自分自身の中にあり、見つけられる時を待っているだけなのかもしれない。
この作品の円は答えを表しているのではない。
答えを探し続ける行為そのものを表している。
これは一つの問いの記録である。
「探している答えは、すでに自分の中にあるのではないか。]